気になるカードマジシャン「ディレック・ディングル」

1970年~1980年代に、クロースアップマジックで一躍スターに登りつめたのが「ディレック・ディングル」。カードマジックで時の人となった彼のマジックは、今もなおお手本にしている人が多いくらい、伝説となっています。「ディレック・ディングル」のマジックは、奇をてらった独創的なマジックというよりも、基本的な技を磨き、洗練させて他の技との組み合わせを大切にするといった手法が主になっています。
基礎の技に豪華な技をプラスしたり、最後にお客さんをあっと言わせるような組み合わせをしたりと、王道中の王道的な技のテクニックが素晴らしいマジシャン代表といっても過言ではないでしょう。イギリスで生を受けた彼はカナダに移り住んだ後、ロス・バートラム、エディ・フェクターに師事し、様々なマジックの技を磨いていきました。中でも代表的なものは「ダブルクライマックス」や「カラートライアンファント」という技。
ダブルクライマックスは近年では基本的な技として有名ですが、当時としては画期的な技で今でもなお使われているマジシャンが多いですし、カラートライアンファントに関しても表向き、裏向きカードを混ぜても向きが揃うという、現在のカードマジックの基本中の基本と言われているのではないでしょうか。テクニカルな技を駆使し、マジックの世界に革命を起こした「ディレック・ディングル」。書籍もたくさん出ているようなので、気になる方は一度読まれてみてはいかがでしょうか。